天気と飛行機、時々旅行

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明日は西日本〜沖縄で短時間強雨に

今日よりも注意が必要な範囲は広く、ただ降ったとしてもそこまで長くは続かないといったところでしょうか。

明日22日は、西日本南岸付近の前線上に低気圧がまとまりながら東進、前線自体も活発化する予想で、特に九州〜沖縄、四国、近畿あたりが強く影響を受けそうです。強く降る場所や強さは低気圧の発達や位置次第なので、最新の情報を確認してください。

※前線上のカクッと折れた部分は低気圧としてまとまりつつある部分で、特にそこに向かって暖かく湿った空気が突入しやすくなりそう。(出典:気象庁 | 天気図

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先に挙げた地方では、強い雨や雷、突風などに注意するのが良さそうです。

気象庁から全般気象情報はまだ出ていません。天気図ではほのめかしているように思えるので、最新情報を:気象庁 | 気象情報で確認するのが良いかと。

短時間に強く降ると増水、冠水、地盤の緩みが発生しやすいです。強雨や被害は急に発生する場合があるので、常に情報を確認し、早め早めの行動を心がけた方が良いと思います。

一般的な注意点は以下の通り。

  • 天気が荒れてきたら、できるだけ外出は控える(天候が急変することも考えられます。突風が吹いた場合には、徒歩や自転車はもちろん、車でも強風にあおられたり、物が飛んでくることもあります。風雨による視程悪化、落雷、冠水道路による事故や、土砂崩れに巻き込まれる可能性もあります。)
  • 晴れていたり雨が弱くても川に近づかない。(山=川の上流で強く降ると急に増水する場合があるので、上流で降っていないかよく確認する)
  • 土砂崩れの兆候があれば早めに避難する。(山肌から水が噴き出す、小さな石が落ちてくる、音や振動がある、など)
  • 安全に外へ避難できそうにない場合、2階以上に避難する。(土砂に飲まれても1階よりはるかに生存率が高い)
  • 外に出る際は、冠水で溝やマンホールが隠れていないか良く気をつける。冠水道路に車で入らない。風が強い時は飛来物にも注意する。
  • 風や雲の様子が異常な時は突風のおそれもあるので建物の中心近くに避難する。気象庁の竜巻注意情報が出ていないかも確認。