予想通り、北海道では雪に
台風通過後、西高東低の冬型の気圧配置になり、北日本を中心に寒気が入っています。
特に寒気が強い北海道では、平野部でも広く雪になりました。気温が真冬のように低い訳ではないので、湿った=重い=体積は少ない雪が降っているものと思われます。
北海道の空港では、午前中は主に台風の影響で、午後は主に雪の影響で、一部の便が欠航しました。
幾つかの空港のデータを載せておきます。
帯広ではあられを伴いながら、気温の上下に合わせて雨と雪の間を行き来しました。一時並の強さの雪となり、(上のグラフにはありませんが)視程も1000m以下まで悪化。一部の航空便が欠航しました。
釧路は帯広よりも気温が高く、似たような経過ではありますが、やや雨よりに推移しました。
旭川は降り始めから雪寄りのみぞれ。その後は寒気の強まり+降ったみぞれが蒸発して熱を奪い、湿度の上昇と共に気温が低下。夜にかけて雪で推移しています。
新千歳も朝からずっと降水がありますが、しっかりと雪にはなっていません。ただし、度々あられが降っています。
札幌市街地に近い丘珠では、新千歳よりも低温の期間が短く、全体に雨寄りで推移しました。ただし、最低気温時においては新千歳よりもしっかりと雪寄りになったようです。こういう微妙な条件の時は、単純に気温で雨・雪が決まらない時もありますね。
なお、稚内空港は降水観測なし、函館空港はずっと雨で推移しました。