天気と飛行機、時々旅行

お天気や飛行機の話題、解説と、時々旅行その他について書きます。

2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

新千歳では視程悪化気味 - 運行情報に注意

冷たく湿った空気が流入している影響で、新千歳空港では夕方以降視程の悪化が見られます。 シーリング=雲底高度も低くなってきており、これ自体が滑走路を視認する高度を下げるため航空機の運航を妨げる要因になるほか、雲が接地すると急激に視程が悪化する…

長大な寒冷前線

パッと見てやけにデトロイトの気温が低いなと思い、天気図を見てみたところ、アメリカを長大な寒冷前線が通過していました。(Current US Weather Map - Weather Channel)

南半球に思いを馳せる - 冬のニュージーランド

紹介 地理 オーストラリアから東〜南東に約2000km離れた所に位置する島国、ニュージーランド。 大きく北島、南島に分かれています。首都はウェリントンで、北島の南岸付近にあります。最大都市はオークランドで、こちらも北島ですが、北岸付近にあります。 …

鹿児島の火山灰

いつもは 鹿児島空港で降灰があると、METAR の天気欄に VA を入れて通報してきます。空港で降灰がなく、周辺で降灰がある場合は VCVA。VA = Volcanic Ash、VC = in the vicinity。 航空機のエンジンが灰を吸い込むとトラブルを起こしかねないので、注意を促…

鹿児島〜南西諸島では引き続き強い雨に注意

予想通り、昨日の夜以降は種子島、屋久島周辺まで活発な積乱雲の発生域が広がりました。(昨日の午後に九州の西にあった強い収束は、その後低気圧として天気図に描かれるまでになっています。) この低気圧や前線に向かって、南の熱帯低気圧周辺、および高気…

奄美地方の大雨と飛行機

全般 今日の奄美地方は、南からの暖かい空気が高気圧の狭間で収束して積乱雲が発生、大雨となった所がありました。単純に湿った空気の中で雲が発達しているのではなく、収束により組織だった雲が発生、かつあまり動かなかったため、局地的に激しい雨が続いた…