天気と飛行機、時々旅行

お天気や飛行機の話題、解説と、時々旅行その他について書きます。

晴れて気温上昇も、カラッと

広範囲で晴れ

本州付近には移動性の高気圧がやってきています。(出典:気象庁 | 天気図

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このため、晴れている所が多い。(出典:気象庁 | アメダス

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※天気図では本州付近の高気圧が1つになっていますが、実際には太平洋側と日本海側の2つに割れているようで、その谷間で風が収束し、ちょろちょろと雨雲が発生している所もあります。紀伊半島付近のものはやや組織的。

※北海道と沖縄付近は前線の影響で悪天候となっている所もあります。

気温もやや高くなっており、30℃を超える所が出てきています。(出典:気象庁 | アメダス

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とはいえ夏としては涼しめですよね。夏なら30℃なんて当たり前じゃないか、という感じですが、今年は涼しかった所も多いですからね。

カラッと

この移動性高気圧がもってくる空気は、夏の太平洋高気圧がもたらす空気(暖かく湿潤)と違い、揚子江気団のやや暖かく乾燥した空気です。そのため、夏の空気が入っている状態、例えば真夏の午前中と比べても随分過ごしやすくなっています。

ただし、炎天下では熱中症のリスクも上がりますので気をつけたいですね。日陰に入ればかなり涼しく感じると思います。

おまけでここ30日の羽田空港の気温・湿度(関東南部代表)

f:id:airwx:20170909142527p:plainここ1週間のなかでは気温が最も高くなっていますが、湿度も下がって過ごしやすくなっていますね。しかし真夏の短さが際立つ。雨も多いですね。

Heat Index も見てみましょう。27℃以上で炎天下での熱中症のリスクが出てきて、32℃以上では炎天下以外でもリスクが出てきます。41℃では高リスク。54℃以上では危険。

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観測器は日陰で風通しの良い所におかれているため、実際のリスクはこれ以上となる点は注意が必要ですが、それでも低いですね。40℃以上となった日は数える程しかありません。今日は14時現在で約30℃。炎天下を避ければ大きな問題はなさそうです。

今年は、特に北〜東日本で太平洋高気圧の影響が弱く、オホーツク海の高気圧に支配されました。その後一瞬真夏になり、今はもう大陸からの移動性高気圧に影響されています。猛暑予想はどこへやら。過ごしやすいのはいいんですが、悲しいことに野菜が随分やられてしまいましたね…。

冬はどうなるやら…

引き続き炎天下での活動には相応の準備を

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