秋ですね part 2 (10/5 追記)
今日はさらに秋らしさが深まりましたね。
北側にあった寒冷前線までもが本州の南まで南下し、大陸側から吹き出してくる冷たく乾燥した空気に覆われています。湿度がかなり低下したので、鼻・喉でも秋を感じていることと思います。
北海道については、昨日の段階で既に冷え込んでいましたが、今日はさらに低温傾向が強まっています。
点線は前日同時刻と比較した気温の高低で、今日はずっとマイナス=昨日よりも寒い傾向で推移したことを示しています。2日分プロットしてみるとこんな感じ。
寒冷前線の雨の後、気温、水蒸気量共に急降下しています。今日の雨は寒気の中の降水です。
秋田・岩手あたりまでは標高1500mにおいて0℃以下の領域にすっぽり入っているので、標高が高い所では雪になっていそうですね。
関東も見てみましょう。
低温傾向は昨日の夜から。空気中の水蒸気量も昨日と比べて半分程度に減少しています。その他の西日本〜東日本も似たような変化です。
ここまで乾燥してくると、インフルエンザも段々流行りやすくなってきます…。
とはいえ、まだ暖気と寒気がせめぎ合っているので、日によって乾燥したり湿ったり、暖かくなったり冷えたりを繰り返します。インフルエンザ云々を抜きにしても体調を崩さないように注意したいですね。
余談ですが、変化が大きい時期なので、「高気圧からは時計回りに空気が吹き出す」「低気圧には反時計回りに空気が吸い込まれる」ことを念頭に、その日の体感変化をもたらしている空気はどこからやってきているのかを想像しながら天気図を見てみると、また面白いかもしれませんよ。
(10/5 追記)
最低気温を見ても、水蒸気量を見ても、4〜5月くらいの気温になり、完全に夏は終わりですね。特に北日本では、あっという間に雪の季節になりそうです。